庭を有効活用する11のアイデア|デッドスペースを活かすデザイン・レイアウト

「自宅の庭をもっと上手に活用したい」と悩んでいませんか?

とくにデッドスペース(利用が難しい空間)を活かし、庭を有効活用するためにはアイデアが必要であるため、おしゃれさと実用性を両立させるために四苦八苦している方もいるかと思います。

ここでは、生活をおしゃれかつ快適に変えるデッドスペースの活かし方を中心に、庭を活用する11種類のアイデアをご紹介します。

デッドスペースを有効活用するアイデア5選


デッドスペースとは、日々の生活で利用が難しい空間を指します。庭の場合、家の外周部や勝手口の周辺などがデッドスペースになりがちです。

まずは、庭のデッドスペースを有効活用するアイデアとして以下の5つをご紹介します。

  • ウッドデッキを設置
  • 犬走りを駐輪スペースとして活用
  • 門まわりをオープン外構にリフォーム
  • 勝手口にストックヤードを設置
  • 駐輪場を収納スペースとして活用

各アイデアについて、詳しく解説していきます。

ウッドデッキを設置する



デッドスペースにウッドデッキを設置すれば、庭での過ごし方に幅が広がります。ウッドデッキとは庭に設置される、木造または木造風のテラス(地面より高いスペース)のことです。

2つ目のリビングとして活用できるため、子供たちの遊び場として使ったり、友人を招いてバーベキューを行ったりなど、さまざまな用途に使えます。

庭が狭い場合でもスペースに合わせて設置可能なので、空きスぺースを確認しつつ、最適なサイズを検討しましょう。

犬走りを駐輪スペースとして活用する


家を取り囲む犬走りは、駐輪スペースとして活用できます。人が一人通れるほどの幅があるため、自転車置き場としての十分な広さがあるのです。

本来犬走りは砂利やコンクリートで覆われており、雑草の手入れを省けるメリットがあります。しかし、日々の生活で使う用途は少ないので、庭のデッドスペースになりがちなのです。

子供の自転車置き場に困っている方は、犬走りのスペースを有効活用してみてください。

門まわりをオープン外構にする



門まわりをオープン外構(敷地に塀などをつくらない外構)にすれば、庭のスペースを広く見せられます。外構とは、敷地内にある建物や物置以外のことです。

広くなった門まわりには駐車・駐輪スペースを設けられるので、自転車や車を購入した際にも役立つでしょう。

勝手口にストックヤードを設置する



勝手口にストックヤードを設置すると便利です。ストックヤードとは、勝手口や裏口まわりに設けたスペースを指します。

屋根をつければ物干しや駐輪スペースなど、雨をしのぐ場としても活用可能です。また、ゴミの仮置き場や物置にもなるため、一時的な収納スペースとしても使えるでしょう。

駐輪場を収納スペースとして活用する


家にある駐輪場に物置を設置すれば、収納スペースを確保できます。近年ではさまざまなカラーやサイズが展開されているため、豊富な種類から選べるでしょう。

物置の設置は冬用タイヤの保管や洗車用品、メンテナンス器具の保管に便利なので、車やバイクを持っている方におすすめのアイデアです。

デッドスペースをおしゃれに見せるアイデア3選


デザイン・レイアウトを工夫すれば、デッドスペースをおしゃれに見せることもできます。

今回、アイデアとしてご紹介するのは以下の3つです。

  • 目隠し効果のあるフェンス・パネルを設置
  • ウッドフェンスでナチュラルな雰囲気を演出
  • 見栄えの良いガーデニングスペースの設置

それぞれ、詳しく解説します。

目隠しにはフェンス・パネルが最適



ルーバーフェンスや採光パネルといったアイテムを使えば、おしゃれさを演出しつつ庭の目隠しができます。ブロック塀も目隠し効果はありますが、風通しが悪く圧迫感がでてしまうでしょう。

一方ルーバーフェンスなら、隙間から適度な風や光が入るため、通気性・採光と両方の効果を狙えます。また採光パネルは、外部の視線をシャットアウトしつつ、日差しを自然に取り込むことが可能です。

ウッドフェンスでナチュラルな雰囲気を演出



明るくナチュラルな雰囲気をだしたい方には、ウッドフェンスがおすすめです。ウッドデッキと組み合わせれば、落ち着いた印象を与えつつ、庭としての存在感を演出できるでしょう。

リビングの延長として使えば、リラックス空間としても使えるので、おすすめです。

ガーデニングスペースの設置ですっきりとした見栄えに



日当たりが良い場所のデッドスペースには、ガーデニングスペースの設置がおすすめです。ガーデニングスペースとして庭を使えば、緑が増えて見栄えも華やかにできるでしょう。

庭のスペースが狭い場合でも、植物を植えてメリハリがつけば、全体をすっきりとした印象に見せられます。家庭菜園・芝生・花壇を作りたい方は、成長後の大きさも視野に入れつつ、植木の種類を選んでみてください。

デッドスペースを快適に使うアイデア3選


デッドスペースを快適に使いたい方には、以下の3つをおすすめします。

  • 日よけのオーニングを設置
  • 虫の被害を受けないガーデンルームの設置
  • 屋根&目隠しパネルで物干しスペースを設置

日よけにはオーニングがおすすめ



日よけ対策にオーニングを取り付ければ、庭での過ごし方が快適になります。オーニングとは、屋根と同じ役割をもった可動式テントのことです。

必要な時だけ開閉して使えるため、晴れている日は洗濯物干しのスペースとして活用できます。

虫の被害を受けないガーデンルームもおすすめ


庭のスペースが広いなら、ガーデンルームの設置を検討してみてください。ガーデンルームとは、ガラス張りで作られた日光を多く取り入れる部屋を指し、サンルームとも呼ばれます。

季節や天気を問わず活用できるため、室内干しの場所にぴったり。また、虫の被害を受ける不安が減るので、ガーデニングにもおすすめです。

屋根&目隠しパネルで物干しスペースを設置



物干しスペースは、屋根と目隠しパネルの設置で作れます。通気性の良い場所へ目隠しパネルと共に設置すれば、女性も安心して洗濯物を干せるでしょう。

まとめ


今回はデッドスペースを利用して、庭をおしゃれかつ、快適に有効活用するアイデアについて解説しました。日々の生活には必要のないデッドスペースも、工夫次第で活用の幅を広げられます。

役立つ空間が増えれば生活の質も上がるため、ぜひライフスタイルに合わせた活用法を見つけてください。