新築一戸建てを購入する時は、ローンを組む方も多いですが、現金購入する方もいます。現金購入する場合はどのようなメリット・デメリットが生じるのでしょうか。

今回は、新築一戸建てを現金購入した時のメリットやデメリットを紹介していくので、参考にしてみてください。

新築一戸建てを現金購入するメリット

新築一戸建てを現金購入する場合は、どのようなメリットがあるのでしょうか。詳しい内容を紹介していきます。

1.金利や手数料がかからない

新築一戸建てを現金購入するメリットの一つとしては、住宅ローンを組んだ時と比較すると金利や手数料がかからないことから、トータルの出費を抑えることができるという点です。

新築一戸建てを住宅ローンで購入する場合、30年ローンなど長期化する恐れがあります。返済が長期化するほど、金利分の支払いを行う必要がありますが、現金購入の場合はそういった金利が発生することがないので安心です。

2.審査が必要ない

住宅ローンを組む場合は、一定の審査が必要になります。審査の内容は、ローン会社や銀行によって微妙に異なりますが、新築一戸建てを購入する場合は高額なローンになることから、審査が厳しくなるのが特徴です。

しかし新築一戸建てを現金購入する場合は、住宅ローンのような審査が必要ないので、十分な資金さえあれば新築一戸建てを購入することができます。

新築一戸建てを現金購入するデメリット

新築一戸建てを購入する場合は、住宅ローンで購入する方がほとんどですが、維持費についても資金に余裕を持たせておかないと、後から支払いが大変になるケースがあります。

そのため、新築一戸建てを購入する場合は、維持費についても事前に検討しておくことが大切です。維持費については、どれくらいかかるのか、今回紹介した維持費の種類を参考に、金額を事前にシミュレーションしておくといいでしょう。

新築一戸建てを購入する場合は、トータルの支出を抑えることや審査が必要ないといったメリットがあります。しかしデメリットも存在しているため、現金購入する場合は注意しないといけません。

1.資金が減る

新築一戸建てを現金購入する場合、2,000万円~4,000万円ほどかかることから、多額の資金が手元からなくなってしまいます。

資金に余裕があれば問題ありませんが、新築一戸建てを購入する際に、ほとんどの資金を使ってしまうと、教育資金や老後資金などによる資金を捻出することが難しくなるケースもあるでしょう。

ある程度の資金を残しておかないと、新築一戸建てを現金購入しても生活が厳しくなってしまいます。

2.住宅ローン控除を受けることができない

新築一戸建てを現金購入すると、住宅ローン控除を受けることができなくなります。住宅ローン控除は、控除制度の一つで金利の負担を減らすために所得税から一定の金額が控除されるといったものです。

新築一戸建ては高額になるケースも多いため、控除額も大きくなるので、それだけお得に新築一戸建てを購入することができます。

3.税務署から通知が届く場合がある

新築一戸建てを現金購入すると、税務署から通知が届く場合があります。税務署から通知が届く理由としては、購入資金をどうやって用意したか、贈与で得た資金ではないのかと判断することから行われるのです。

新築一戸建てを現金購入で支払うのは、かなりの金額になります。なぜそれほどの資金を持っているのか、調査するために税務署から通知が届くことがあります。

新築一戸建てを購入する場合はライフプランの見直しが必要

新築一戸建てを購入する場合は、ローン分の金利や手数料がかからないことから、お得に購入することができます。

しかし手元に資金が極端に減ってしまうことから、他のことに資金を回す余裕がなくなってしまう恐れがあるでしょう。

急な病気や子供の教育のための資金など、しっかり捻出しないといけない資金は残しておく必要があります。

また高額な金額を一括で支払うと、どうやってその資金を用意したか確認する為に、税務署から通知が届く可能性があります。

新築一戸建てを購入する場合は、ライフプランを見直して上手に資金調達しておくことが大切です。

計画的に資金を集めて、損がないように新築一戸建てを購入していきましょう。


住宅ローンアドバイザー
吉目木 聖(よしめき たかし)