そもそも物件の価格はどの様に設定されているのでしょう。皆様も興味があると思いますが、勿論会社によっては違いが有ります。

ざっと上記の図のような感じでしょう、ただ「利益」と「その他諸経費」は会社によって違いがかなり有るでしょう。やはりそこには地域性も有ります。人気の高い沿線と、ローカルな沿線でさらにバス便では同じ利益率は見込めません。「造成費が思った以上にかかってしまった」、「土地の仕入れから販売まで思った以上に時間が掛かってしまった」等、色々と思った以上に経費が掛かってしまったが、実際に周辺の販売価格を無視できずに、利益を削る場合が多いのが現状だと思います。しかしながら、逆に思った以上に高く売れる場合も有ります。この点が仕入れと価格を決める側の勘と経験値の違いだと思います。これはあくまで売る側の話です。

では妥当な価格とは何でしょう。

購入する側の満足出来る価格が、妥当とは言えないでしょうか。そこは場所であり、希望の間取りであり、色々あると思いますが、結局売れ残っている物件が少なく、完売するのにあまり時間が掛からなかった様な物件が妥当とは言えないでしょうか。

しかし自分に合った物件でしたら、多少高くても購入する人が多いのも現実です。経験上、実際に購入されたほとんどの方が「価格よりもどれだけ自分達の希望条件に合っていたか」の方のほうが比重が大きかった様です。勿論あまりにも価格が周辺よりもかけ離れている場合を除きますが・・・。

つまり、購入する方のご希望の満足度が価格の妥当性ではないのかと思います。売る側と買う側の妥協する価格が、最も良い価格の妥協点ではないかと思いますが如何でしょう?

最後に一言、これだけは言えます。

物件に掘り出し物は無いと思ってください。
これが不動産販売歴30年の私の見解です。

住まいのコンサルタント
住宅ローンアドバイザー
蔭山 良久(かげやま よしひさ)