玄関アプローチ階段の実はいいところ。




こんにちは、横浜建物の販売営業部の黒田 優二(くろだ ゆうじ)です。今回は、お住まいの玄関までにある「アプローチ階段」についてお話をさせていただきます。

普段、お住まいのご希望をお伺いしておりますと、道路から玄関まで、階段のないフラットなアプローチを希望される方が多いように感じます。

「荷物が多い時に階段を昇るのがつらそう」
「高齢になった時に階段の昇り降りしたくない」

という点が主な理由のようです。

しかし、実際にご入居された時のことを考えると、アプローチ階段はマイナスポイントだけではありません。

まず、アプローチに階段があることで道路に出るまで余分に時間がかかるようになります。一見マイナスポイントのように感じられますが、お子様の事故防止の上でプラスに働きます。

玄関のカギを閉めるときに、必ず後ろを向かなければなりません。その一瞬の隙に、小さなお子様が道路に飛び出してしまい、事故に発展してしまうということがあるようです。

ですので、お子様が道路に出るまで時間を稼ぐことのできる階段は、この点でプラスに働きます。

もし、小さなお子様がいて道路の玄関がフラットであるならば、門扉を付けたり、玄関のカギをワンタッチで閉めることのできる「スマートキー」にするなどの対策が必要かもしれません。

また、階段があるということは、前面道路と高低差ができるということです。前面道路の通行人の方と生活の目線の高さが変わりますので、プライバシーを守ることができます。

せっかく陽当たりの良いお家に住んでいるのに、人目が気になってカーテンを閉めなければ生活ができないというのは嫌ですよね。

このように考えると、玄関アプローチの階段も捨てたもんじゃないと思います。ただ、最初に挙げたフラットなアプローチを希望される理由も見逃すことはできません。

ですので、私がオススメしますのは、「まず現地を見に行く」ことです。

階段の幅や勾配、道路の交通量などをご確認いただき、メリット・デメリットを考慮してご検討いただければと思います。

階段があるから候補から外してしまうと、良い物件を逃してしまうかもしれません。

今回は「玄関アプローチ階段」という限られたテーマでお話しさせていただきました。当社は、2~20棟以上の多棟分譲地を扱う会社ですので、一つの分譲地から様々な目線で比較ご検討いただけます。

各お住まいのメリット・デメリットを丁寧にご説明させていただきますので、ご興味を頂けましたら、是非ご相談ください。





当社の場合、更地の状態から建物の打ち合わせをして建築する「セミオーダー住宅」というスタイルになりますので、内覧会の時に完成した建物をお客様に初めて見ていただきます。

その時のお客様の「ついに自分のマイホームが完成した!!」という嬉しい顔を見ると、私も担当営業として同じように嬉しくなってしまいます。

意外と、「内覧会」はお客様と同じように担当営業も楽しみにしている工程の一つかもしれません。



黒田 優二

Yuji Kuroda