小林 東太郎(こばやし とうたろう)

秋色次第に濃くなる時期、皆様の“おうち探し”は順調でしょうか。

此の度は、当社が最も得意としている、複数区画の物件『分譲地』に関して、ちょっとした話をさせて頂ければと思っております。

申し遅れましたが私、開発部の小林と申します。拙い文章ではありますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

はじめに、皆様が分譲地(複数区画の物件)の価格表を見られた際、「なんでこんなに価格が違うのだろう」と思われたことはないでしょうか。

当社が現在販売している分譲地においても、区画毎の価格差が1割を越えることは珍しくありません。1割といっても、仮に物件の価格が4,000万円とすればその価格差は400万円となります。

この大きな差はどこから生じてきているのでしょうか。

物件の価格を決定する際に重要な要素となるのは、
・日当たり(南側がひらけているか等)
・土地の形状(より平坦か、より成形地に近い形か)
・建物の間取り(各部屋の大きさ・使いやすさ、収納力等)
・周辺環境(ゴミ置場、電柱等の有無)
の4つが大きなものとなります。※

※価格の決定及び区画毎の価格差の算出は不動産会社毎に大きく異なる場合があります。

今回はあくまで当社の基準という形で話を続けさせて頂きます。

上記の要素を照らし合わせ、より良い条件を持つ区画は、価格を高く設定していくというのが一般的です。

では、高い価格を設定された区画=良い区画、という事なのでしょうか。

個人的な見解としては、そのようには思っておりません。

予算という概念がある以上、高ければ高い程良いという考えではないと思われます。

同じ価格、価格帯の物件を買う際には、少しでも自分のライフスタイルに合致した『お買い得な』物件を購入する事が大きな目標となると思われます。

『不動産にお買い得な物件は存在しない』条件が良い物件は、価格が高く、お求めやすい価格の物件は、条件的に厳しくなっていく。一般的に伝えられている話ではありますが果たして一概に、そうと言い切れるのでしょうか。

ここからは、先程伝えさせて頂いた、区画毎における価格の設定差というものが大きく関与していきます。

前述した4つの要素にあてはめた価格の算出方法は、あくまで、『当社』が『一般的に(特定の対象を定めずに)』良い区画と決めたものとなります。

『南側の隣接地が低い為、日当たりは素晴らしいが、階段の段数が多い区画』『旗状の敷地の為、建物の間取りがやや小さいものになるが、車庫を2台確保できる区画』『日当たり、建物の間取り共に良いが、擁壁(ようへき)によって有効地積が他区画より少なく庭先が確保』等の良い条件と厳しい条件を併せ持つ区画は、全体的に良いとされる区画よりも価格を抑えた形で設定されます。

ここで皆様のライフスタイルを紐解いていく事となります。皆様の新しい“おうち”に必要なものとして、先程挙げた4つの要素に優先順位を付けていきましょう。

① 「まず日当たりはほしい」
② 「次に部屋は、2階に4部屋ほしいかな」
③ 「出来れば園芸をしたいから庭はこれだけほしい」
④ 「電柱はちょっと嫌だな」

少々お待ちください。
ここで大事な事は、何が“一番大事な要素なのか”という事だけではなく、何が“我慢できる要素なのか”という事です。

先程の例に照らし合わせてみると
① 「まず日当たりはほしい」
→「日当たりは絶対条件」
② 「次に部屋は、2階に4部屋ほしいかな」
→「子供部屋がほしいから、一階LDK、2階4部屋が必要だな」

[ここからは我慢できる要素]

③ 「出来れば園芸をしたいから庭はこれだけほしい」
→「建物を出窓にしてスペースを確保して、少しの規模で問題ない」
④ 「電柱はちょっと嫌だな」
→「敷地の端だし、我慢できる範囲だね」

このように置き換える事で、③と④に関しては、先程挙げた厳しい条件に該当します。全体的に良い条件の区画と比較すると、お求めやすい価格として設定される事となります。

“おうち探し”をする際に価格というものは非常に大きな要素となります。だからこそ、自分の、家族のライフスタイルに、より合致した区画を選定することが『お買い得な』物件をお求め頂く第一歩となるのではないでしょうか。

『御自身のライフスタイルにとって、どの要素が一番大きなものとなるのか』

『自分が希望するライフスタイルに最も合致した物件・区画はどこなのか』

より『お買い得な』物件を買う為の、良きパートナーとして、当社へご連絡頂ければ幸いです。


小林 東太郎(こばやし とうたろう)