・インダストリアルは産業の、工業の、工業用のなどの意味。工業製品は使用に必要のないデザインは邪魔になるため、とても簡素なデザインになっています。インダストリアルインテリアも飾り気のない無骨なデザインで、工場や倉庫を思わせる内装に古材や錆のあるスチールなどユーズド感がある家具を取り入れるのが特徴です。
・インダストリアルインテリアと似ているスタイルにブルックリンスタイルがありますが、アメリカ東海岸のニューヨーク州5区の中にあるブルックリン発祥のスタイルで、工場や倉庫が立ち並ぶエリアに移民や新進気鋭のアーティストが住むようになり、古いアパートをリノベーションして最新トレンドを取り入れたインテリアです。
・ブルックリンスタイルよりもインダストリアルスタイルの方が無機質なイメージは強くなります。
・インダストリアルやブルックリンスタイルはレンガやコンクリートなど重厚感のある内装が特徴ですが、住宅に取り入れることが難しい場合は、床は濃い色にして壁も少し濃いめの色にすると重厚感が出ます。壁面全てを濃くすると暗くなってしまうので、1面だけをアクセントクロスにして濃い色にしたり、木やタイル柄の壁紙を選ぶとブルックリンらしい雰囲気が出ます。
・色味はモノトーンをベースに、アクセントとして木色や、植栽、ゴールドを取り入れスッキリとまとめましょう。
・家具はユーズド感のあるものや、革、黒いスチールが使用されているものを採用すると無骨な雰囲気を作れます。
・無機質な雰囲気の中で大切なアイテムとなるのが照明です。ガラスやスチール素材でシンプルだけれどデザイン性のあるものを選びましょう。
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■ベースカラー(部屋の基調となる大きな面積の色:床・壁・天井)
お薦めカラー:ブラウン・グレー・オフホワイト
■アソートカラー(ベースカラーの次に大きな面積の色:家具、ラグ、カーテンなど)
お薦めカラー:木色・グレー・ライトグレー・ネイビー
■アクセントカラー(部屋にメリハリを与える色:アートやクッション、小物など)
お薦めカラー:ブラック・ブラウン・グレー・ネイビー・グリーン・ライトグレー
■木色お勧めカラー