屋外スペースの活用法と庭のデザインアイデア
「屋外スペースを活用したい!」「屋外にあるデッドスペースを何とかしたい!」というように、屋外スペースを有効活用したいと考えている人は多いことでしょう。
屋外スペースは、活用法を理解していれば有効的に利用できます。
本記事では屋外スペースやデッドスペースの活用法を解説します。庭のデザインアイデアを知りたいという人は、ぜひ参考にしてください。
屋外スペースを活用する5つの方法
屋外スペースをうまく活用する主な方法は、次の5つです。
- 子どもと遊べる庭
- リラックスして過ごせる庭
- ペットと遊べる庭
- バーベキューで知り合いと集まることができる庭
- 家庭菜園を楽しめる庭
屋外スペースは、アイデア次第でさまざまな空間に変身します。どのような活用法があるのか理解して、屋外スペースを有効活用していきましょう。
子どもと遊べる庭
屋外スペース活用法の1つ目は「子どもと遊べる庭」です。
子どもが小さいうちは外で遊ぶことも多く、屋外スペースを子どもと遊べる庭にするといいでしょう。
子どもと遊べる庭を設置するときには、次のポイントに注意する必要があります。
- 室内から子どもが遊んでいる状態を確認できる
- 外に飛び出さないように対策する
- 転んでケガをしないように配慮する
子どもはどのような行動をするかわからないため、リビングから屋外スペースを見渡せるような対策をするといいでしょう。たとえば、ウッドデッキを設置してリビングと屋外スペースの高さをあわせておけば見やすくなるなどです。
また、子どもが飛び出せないような空間を作っておけば、ボール遊びでボールが飛び出すのも防止できます。
そして、子どもの転倒防止には天然芝や人口芝を敷くなどで対策するのもいいでしょう。屋外スペースの状態にあわせて適切な対策を講じていくことが大切です。
リラックスして過ごせる庭
屋外スペース活用法の2つ目は「リラックスして過ごせる庭」です。
子どもが独立しているなど夫婦2人で暮らすような家庭では、屋外スペースをリラックスできる場とするのもいいでしょう。
屋外スペースをリラックスできる場にするときのポイントは、次のとおりです。
- 敷地外から屋外スペースを見えないようにする
- 日よけ対策をする
- おしゃれなチェアやテーブルを配置する
屋外スペースでリラックスするには、まず敷地外からの視線を隠すことが大切です。目隠しするには、フェンスや生垣で屋外スペースを囲むなどの方法があります。
また、外にくつろいでいるときに、日光を直接浴びてしまうと暑くて利用できなくなったり、紫外線を浴びて危険な状態になったりします。うまく植樹したり日よけを設置したりして対策しましょう。
そして、おしゃれなチェアやテーブルを置くことで、屋外スペースをより一層くつろげるスペースになります。ゆっくりと、屋外スペースでカフェを楽しむなんていいですよね。
ペットと遊べる庭
屋外スペース活用法の3つ目は「ペットと遊べる庭」です。
ペットを飼っている家庭では、屋外スペースをペットと遊べる庭にするのもいいでしょう。
ペットと遊べる庭にするときのポイントは、次のとおりです。
- 脱走防止のために屋外スペースの隙間をなくしておく
- ペットを洗うための水栓を設置しておく
- 砂や泥がつかないようにしておく
ペットと遊ぶスペースを設置する際には、まず脱走防止に気を付けなければいけません。ペットは小さい隙間を通り抜けてしまうため、ペットが通れそうな箇所は塞いでおく必要があります。
また、外でペットと遊んだときに汚れてもいいように、ペットと遊ぶ場所には水栓を設置しておきましょう。外に水栓を設置しておけば、室内でペットを洗う必要がなく、汚れを室内に持ち込ますに済みます。
そして、屋外スペースに人口芝を張ることで、ペットが遊んでも砂や泥がつきにくくなりり、走り回ってもペットの体の負担になりにくくなります。
バーベキューで知り合いと集まることができる庭
屋外スペース活用法の4つ目は「バーベキューで知り合いと集まることができる庭」です。
次のように、スペースをうまく利用することによりバーベキューで楽しめる庭になります。
- 延焼しないよう配慮する
- リビングに近い場所にバーベキューの炉を配置する
- 物置を設置する
バーベキューでは火を使うこともあり、延焼しないような工夫が大切です。バーベキューコンロを設置する近くには、天然芝や樹木を配置してはいけません。
また、バーベキューをするには、食材や食器など多くの物を出し入れします。リビングから遠いところに炉を配置してしまうと、不便でバーベキューが楽しくなくなってしまうかもしれません。
そして、物置を設置しておけば、バーベキューセットの出し入れが簡単にできます。バーベキューセットは使用すると汚れてしまうため、物置にしまえば室内に汚れを持ち込まずに済みます。
家庭菜園を楽しめる庭
屋外スペース活用法の5つ目は「家庭菜園を楽しめる庭」です。
屋外スペースは遊ぶところではなく、野菜や果実を栽培する場所にすることも可能です。
家庭菜園として屋外スペースを利用する際には、次の点に注意しましょう。
- 日当たりが十分か確認する
- 水はけがいい土壌を準備する
- 水栓を設置する
屋外スペースを家庭菜園にする場合、作物の育成にあう状態にすることが大切です。日当たりがいいか、水はけがいいかなどは気にして整備する必要があります。育てる作物によって整備する内容が変わるケースもあり、作物についての知識を得ておくことを忘れてはいけません。
また、家庭菜園には水栓が必須となるため、家庭菜園の周辺には水栓の設置していきましょう。
デッドスペースの活用法
デッドスペースを活用できるスペースにする方法は、次の5つです。
- 変形しているスペースにウッドデッキを設置する
- 門まわりのスペースに駐輪場を設置する
- 勝手口に収納スペースを設置する
屋外スペースにデッドスペースがあったとしても、活用次第では有効活用できるようになります。デッドスペースの活用法も理解して、屋外スペースを余すことなく使っていきましょう。
変形しているスペースにウッドデッキを設置する
デッドスペースの活用法の1つ目は「変形しているスペースにウッドデッキを設置する」です。
変形しているスペースには物が置くにくいと思っている人もいるかもしれませんが、ウッドデッキはスペースの形にあわせて設置することが可能です。
ウッドデッキをうまく活用すれば、デッドスペースをテラスとして使ったり、アウトドアリビングとして使ったりできます。
門まわりのスペースに駐輪場を設置する
デッドスペースの活用法の2つ目は「門まわりのスペースに駐輪場を設置する」です。
前面道路に接している門まわりにデッドスペースがある場合、スペースを駐輪場にすることで土地を有効に使えます。
門まわりを駐輪場にすればオープン外構になり、開放的な敷地として魅せることも可能です。
なお、駐輪場を設置するときには、サイクルガードや屋外用自転車カバーを用意しておきましょう。自転車は風で倒れやすい物であるため、きちんと対策しておくことが大切です。
勝手口に収納スペースを設置する
デッドスペースの活用法の3つ目は「勝手口に収納スペースを設置する」です。
勝手口の周辺には小さなスペースしかなく、デッドスペースになりやすい場所です。しかし、勝手口まわりに収納スペースを作ることで、勝手口のデッドスペースをうまく活用できます。
勝手口周辺にスペースがあるなら小型物置を起き、スペースが小さいならプラスチック製のゴミ箱を設置して仮のゴミ置き場として使えます。
まとめ
一戸建てには屋外スペースがあり、どのようにスペースを利用するかで生活の質が変わります。
そのため、屋外スペースの活用法を理解して、自分にあったレイアウトにすることが大切です。
また、屋外にはデッドスペースができてしまうことも多いものの、うまく活用すれば有効活用することが可能です。
屋外スペースをうまく活用し、質の高い生活を送っていきましょう。