今の時代に最適な新築一戸建てとは! ウィズコロナ時代にマッチした新築一戸建てについて徹底解説!

新築一戸建てを購入するにあたって、どのようなことを考慮して購入すれば良いのでしょうか。
せっかく新築の一戸建てを購入するのですから自分の理想をできるだけ叶えた家にしたいですよね。

リビングが広くてお庭があって、家族団らんのスペースを確保できている。
また、自分自身に趣味があれば趣味の部屋なども作りたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

人それぞれによって様々な要望がありますので、それらをかなえるための検討をじっくりとしていただきたいと思うのですが、今の時代だからこそ考えておくべき項目があると言えます。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、自宅でテレワークをする機会も多くなったのではないでしょうか。コワーキングスペースなどを利用して仕事をするのも良いですが、せっかくお気に入りの自宅があるのであればそこで快適にテレワークもしたいものですよね。
ここでは、ウィズコロナ時代にマッチした新築一戸建てについてご説明したいと思います。



ウィズコロナ時代

テレワークについて


テレワークとは、ICT(情報通信技術)を活用した時間と場所を有効に活用できる柔軟な働き方です。
働く方の性別や年齢、居住する場所などにかかわらず様々な方の多様な生活スタイルに応じた働き方を可能とするため、介護や育児で自宅から勤務先へと赴くことが困難な状況にある方にとっては、非常に働きやすい手法であると言えるでしょう。

テレワーカー人口は、平成28年度は7.7%に対して令和元年度は9.8%と約1.27倍の増加率を示しています。

また、導入企業の割合は平成24年度が11.5%に対して令和元年度が20.2%と約1.75倍の増加率を示しています。企業規模については、資本金1,000万円未満の会社では6.2%、50億円以上の会社では64.3%と大企業の方が導入率が高いことが判明しています。

このように、テレワークの普及は定数的にも示されていると言えますので、自宅においてテレワークができる環境を構築しておくべきであると言えるでしょう。


自宅でテレワーク


自宅でテレワークするときの注意点について


テレワークが急激に増加していることについては、上述したとおりです。それでは、実際に自宅でテレワークをするにあたって注意する項目とはどのようなものが挙げられるのでしょうか。

まず、仕事とプライベートのオンとオフの切り替えが難しいことにあります。
職場に出勤して仕事をするのであれば、仕事は職場でするものであり自宅はリラックスをする空間とするなど、仕事とプライベートのオンとオフを明確に切り分けることができます。

しかし、自宅でテレワークをしていると、仕事とプライベートの境界が曖昧になってしまいますので、どうしても切り替えが難しくなってしまうのではないでしょうか。

次に、仕事専用であるスペースが確保できず仕事用の机やイスがなくて困るといったことにあります。
日常生活を送るにあたっては、特に問題のない机やイスであっても、仕事をするとなるとあまり機能的ではなく作業の効率が悪くなったりすることもあるでしょう。

自宅でテレワークをするにあたっては、これらの注意点についても意識して新築一戸建てを検討するようにしていただきたいと思います。
ここからは、上述したような注意点に対してどのように対策を講じれば良いのかご説明したいと思います。


1. フリースペース
フリースペースがあれば家にいる家族の気配を感じながらテレワークでの作業はもちろんのこと、子どもの勉強スペースとしても使いやすいです。
壁の一部をホワイトボードにしたり、磁石をつけられるものにすれば文字を書いたり、メモを貼っておけたりと何かと便利です。



2. 書斎
外部の音をシャットアウトすることを目的として、防音性能が高い窓ガラスを採用したりWEB会議などの時に映っても映える壁紙を使用する方も増えてきています。

背景に服がかけっぱなしだったりすると生活感が出てしまいますので配慮が必要となります。このような対策を取った書斎があれば、テレワークをするにあたって集中して仕事を進めることができるでしょう。

仕事が休みの日は静かな書斎で趣味の読書を楽しむといった使い方もできますので、仕事もプライベートも充実させることができます。


テレワークに最適な書斎の実例について


具体的に自宅でテレワークをするにあたって、どのような環境にすれば良いのでしょうか。

上述したように、フリースペースを活用することも良いですが、やはり仕事のオンとオフを切り替える観点からも、個室とするのがおすすめです。個室であれば、上述したように書斎を確保するのが一番であると言えます。

ここからは、書斎の実例を交えながらご紹介したいと思います。


テレワークスペース


1.完全個室
集中できるワークスペースや、趣味の部屋をつくりたい方は、完全個室の書斎がおすすめです。
打ち合わせが多い方や、集中して取り組む専門職の方におすすめの間取りです。

書庫としても利用することを考慮すると、書籍が日に焼けないように北側に設置することをおすすめします。

個室のメリットは多々ありますが、個室であればweb会議で周囲の音を気にしなくて済む環境を構築できます。

また、web会議では画像の背景にプライベート空間が映ってしまうと気になってしまいますので、書斎であればプライベート感はあまり出ず最適です。仕事をする空間とプライベート空間を物理的に切り分けられますので、オンとオフを適切に切り替えることができるでしょう。

なお、個室となりますので書斎=仕事スペースとして、延べ床面積及び壁面積が必要となります。

費用は多少かかるものであるとご認識ください。
また、快適な空間とするためにも、エアコン・照明・コンセントといった設備投資も必要となります。
あまりにも手狭な書斎であると閉塞感などが強くなってしまいますので、半個室の形態も検討しましょう。



2.半個室
個室の書斎を確保するのが困難である場合においては、ロフト・スキップフロア・LDK・寝室のスペース内に少しだけ半個室の空間を確保するのがおすすめです。

角に2から3面の壁で囲まれた小さな空間を確保した半個室の書斎とするのです。

完全個室と比べると遮音性はなくなってしまいますが、視線を遮る工夫を施すことによって、家事の隙間時間などにおいて集中しやすい環境を構築することができます。

ロフト及びスキップフロアを活用することによって、個室と比較すると延べ床面積の影響を受けずに空間を確保することができますので、立体的な空間を有効活用することができるのです。

ロフトであれば個室に限りなく近い空間を創出できますし、スキップフロアとして階段の踊り場付近などを利用する場合においては、リビングからの距離が近くなりますので、良い意味で家族の気配を感じ取りながら仕事に集中できる完全個室とリビング書斎の中間的な空間とすることができるでしょう。

なお、半個室であれば防音性は期待できませんので、洗濯機の近くや、子供の遊ぶ場所からは離れた場所に設置することがおすすめです。


まとめ


ここまで、ウィズコロナ時代にマッチした新築一戸建てについてご説明をさせていただきました。

コロナ禍であるからこそ、自宅の空間創出に配慮して書斎を造られることを強くおすすめします。

これから新築一戸建ての購入を検討される方にとって、少しでもこの記事がお役に立てたのであれば幸いです。