新居が決まりいよいよ引っ越し!スムーズに進めるための段取りやスケジュール

新居が決まり、いざ引っ越しが決まっても独身時代のような感覚で準備を進めていませんか。直前で引越しの準備をすると、当日までバタバタになってしまい、トラブルになってしまうことも。特に家族で引越しをする場合はやる作業も増えて注意が必要です。そこで、本記事ではスムーズでトラブルのない引っ越しにするために、どのようなことに注意をすべきかについて紹介します。これから新居への引っ越しを控えている方や、引っ越しを検討している方におすすめです。

引っ越しのスケジュール感

引っ越しを成功するために必要なことは、早めから動くことです。新居の入居日までに最低でも2ヶ月ほど余裕を持つと、バタバタせず準備を進めることが可能です。2ヶ月前から当日までに何をすべきか簡潔にまとめました。

まずは理想のスケジュールを把握しておきましょう。

2ヶ月前にやるべきこと

・チェックリストの作成

・引っ越し業者探し

・子どもの転園、転校手続き

・インターネット回線の移設申請

1.5ヶ月前にやるべきこと

・引っ越し業者決定

・引っ越し資材の調達

・荷物の整理

1ヶ月前にやるべきこと

・ライフライン(公共料金、固定電話)の引っ越し手続き

・荷物の整理

当日、引っ越し後にやっておくべきこと

・荷物の梱包タイミング、賢い梱包のやり方

・明け渡しの準備

どのようなことに気をつけながら準備を進めていくべきかについて解説します。

2ヶ月前にやるべきこと

2ヶ月前にやるべきことを簡単に説明をすると、「引っ越しへの準備」です。2ヶ月前は引っ越し前に必要な準備を進めていきましょう。

全体のスケジュールを決定する

引っ越しはその時期によってやるべきこと、やらなければならないことが多くあります。

まずはやるべきことを確認するために、全体的なスケジュールを把握します。スケジュールは引っ越し後の予定を踏まえて検討をすると、スムーズに流れを確認することが可能です。カレンダーにやるべきこと、期日までに対応しなければならないことを記載して、スムーズな引っ越し計画を考えましょう。

引っ越し業者の選定

引っ越しを実現するために、最も重要なことは引っ越し業者の選定です。引っ越し業者によって対応の良し悪しがあり、あまり考えずに決めてしまうと引っ越し費用が高くなってしまったり、家具を傷つけられてしまう恐れがあります。

引っ越し業者を決めるために必要なことは、複数業者の中から理想に近い会社を選ぶことです。見積もり依頼をして理想の業者を選びましょう。

3月、4月、9月に引っ越しを検討している方は、費用が高くなるだけでなく、新居日に引っ越しできないこともあります。繁忙期に引っ越しを計画している方は、最低でも2ヶ月前に業者を決定するようにしてください。

転校、転園手続き

幼稚園、保育園に通うお子さんがいるご家庭は、引っ越しが確定した段階から、転校・転園の手続きが必要です。

転園先の選定をする中で面談や書類申請手続きが必要になり、直前で手続きをおこなうと、転園先の保育園、幼稚園に入れないこともあります。待機児童を回避するために、余裕を持って手続きを進めるようにしてください。

1.5ヶ月前にやるべきこと

1.5ヶ月前にやるべきことは、引っ越しに向けてさらに準備を進めるフェーズになります。どれも1ヶ月前でも十分可能ですが、余裕のある時期に進めておくとスムーズな引っ越しが実現できるでしょう。

インターネット回線の転居手続き

インターネット回線の転居手続きは、他のライフラインに比べて早めに手続きをしておくことをおすすめします。早めに行う理由は工事日の確保です。申請するタイミングによっては2ヶ月後にならないと工事ができないこともあります。

直前で申請をすると、最悪の場合ネット回線が使えない状態が1ヶ月以上続くこともあるので、注意が必要です。

当日からインターネットを使用したいと考えている方は、実際に引っ越しをする日程よりも数日前に回線工事が完了するようにスケジュールを組みましょう。

引っ越し資材の調達

引っ越し業者が決定した段階で、梱包資材の調達を行います。引っ越し業者によっては無償で梱包資材を用意してもらえる場合もあります。業者が用意した梱包材だけでは足りないこともあるので、余裕を持って準備することをおすすめします。

粗大ゴミの仕分け

新居先に持ち込む荷物と、そうでない荷物の仕分けを行います。特に、不要な家具を粗大ゴミとしてどの程度出すのかを先に把握しておきましょう。

粗大ゴミとして出すことが確定した家具は、早めに粗大ゴミの申請を自治体に出します。粗大ゴミの申請を直前に申請すると、希望日が既に予約で埋まっていることがあり、場合によっては粗大ゴミを出せないこともあります。引っ越し日に近い日程で、生活に支障が出ないようなタイミングで申請を出しましょう。

1ヶ月前からやるべきこと

引っ越しも近づき当日に向けて準備をすべきことも増えます。1ヶ月前から引っ越しをするまでに次に紹介するものは特に注意をしてください。

ライフラインの転居届

水道、電気、ガスを当日から使えるように転居届を提出します。この時、引っ越し前の家をいつまで電気、ガス、水道が使えて、転居先をいつから使えるのかを明確にします。

引っ越し先は引っ越し当日よりも、2~3日前に開設するようにスケジュールを決めておきましょう。

新居のレイアウトの決定

戸建住宅や部屋数の多いマンションに引っ越しをする場合は、新居のレイアウトを検討しておくことをおすすめします。レイアウトごとに荷物を梱包すれば、荷解きが簡単になり引っ越し後の作業も楽です。荷物を梱包する前に、どこに何をおこうか検討し、荷解きで苦労しないように話し合ってみましょう。

役所関連の手続き

県外や市外(政令都市であれば区外)へ引っ越しをする場合は役所関連の手続きが必要です。転出届は、14日前から引っ越し当日まで。転居後は転居から14以内に手続きをしてください。

引っ越し当日・その他やっておくべきこと

引っ越し当日も思わぬトラブルが発生することもあります。引っ越し前に最終確認として、次の項目を確認しておきましょう。

不要な荷物から梱包をはじめる

荷物の梱包は1週間前からおこなうことをおすすめします。不要な荷物は早めに梱包し、直前まで使うものは前日に梱包します。食器類や衣類の中で今すぐに使う必要のないものがあれば、早めに梱包をして準備の手間を省きます。

梱包をする際は、「新居のどこに配置をするか」をダンボールに記載して、スムーズに運搬できるようにしてください。引っ越し後すぐに使う荷物は、「すぐに使う荷物」としてまとめて梱包しておくことをおすすめします。

旧居の清掃

引っ越し当日に、業者さんが作業をする中で旧居の部屋の清掃をおこないます。引っ越し後は新居の準備もあり、引き渡し当日にバタバタしてしまうこともあります。引っ越し作業をする際は、合わせて清掃をしておくと引っ越し当日にスムーズに旧居の清掃に簡潔に済ませましょう。

スムーズな引っ越しのために必要なことは

新居にスムーズに引っ越すために必要なことは、新居先を選定する段階から大まかな引っ越しスケジュールを組むことです。直前で準備をおこなうと、準備不足で大変な思いをすることもあるので、早めに準備するように心がけましょう。

まとめ

スムーズな引っ越しをおこなうために、どのようなことが必要なのかについて簡単に紹介しました。今回紹介したポイントを参考にしてトラブルのないスムーズに引っ越しを目指しましょう。