万が一に備える「地震保険」




今回は、私、小薗 将(こぞの しょう)が「地震保険」をテーマにお話しさせていただきます。

さて、戸建、マンションに関わらず、火災保険に入っている方は非常に多いと思います。住宅を購入するにあたり、住宅ローンを利用する場合、火災保険の加入を義務付けている銀行がほとんどです。また、賃貸マンション、アパートでも火災保険の加入を求められることが多いのではないでしょうか。

そのため、火災保険の認知度、加入率はかなり高くなっております。火災保険は、万が一、火災が起きた時に、大切な家や家財の損害を補償してくれるものです。

また、最近の火災保険は、火災は当然のこと、水災、風災などの自然災害のリスク、盗難、水漏れなど日常災害のリスクにも補える保険が多くなっております。

ただ、皆さんご存知でしょうか。

たとえ火災保険に入っていても、大事な家、家財を燃やした火事が、地震が起きたことが原因の火事だった場合、保険金がほとんど下りてこないことを。

そうなんです。
火災保険に入るだけでは、地震による火災は補償されないのです。

地震による火災の損害を補償するためには、火災保険に「地震保険」を付帯して、加入しなければなりません。「地震保険」に入ることにより初めて、地震による倒壊、噴火による災害、津波による災害、地震による火災のリスクに備えることができるようになります。

4年前の東北の地震では、多くの方が地震による津波の災害で大事な家を失ったと聞きました。その時の地震保険は、認知度、加入率ともに低く、保険金が出ない方がほとんどだったようです。

日本は地震大国と言われています。地震による災害のリスクが高いのです。にもかかわらず地震保険の加入率は、いまだに全国で30%以下と言われています。

地震保険の保険料は確かに安くはありませんが、私は加入するのをお勧めしております。

新築で購入した時だけでなく、途中での加入も可能ですので、一度ご検討してみてはいかがでしょうか。





当社の場合、更地の状態から建物の打ち合わせをして建築する「セミオーダー住宅」というスタイルになりますので、内覧会の時に完成した建物をお客様に初めて見ていただきます。

その時のお客様の「ついに自分のマイホームが完成した!!」という嬉しい顔を見ると、私も担当営業として同じように嬉しくなってしまいます。

意外と、「内覧会」はお客様と同じように担当営業も楽しみにしている工程の一つかもしれません。



小薗 将

Sho Kozono