マンションと一戸建て、買うとき・買った後の住居費はどっちがおトク?
第一回目のテーマは、
一戸建てとマンションの比較
「買うとき・買った後の住居費はどっちがおトク?」を
私、根上 龍(ねがみ りゅう)がお届けします。
私は、不動産の仲介業から、新築のマンション販売、自社の新築一戸建て販売と、お客様のお住まい探しをお手伝いする分野にて、約25年仕事をしてきました。
私が不動産業を始めた頃は、新築一戸建て住宅は住宅ローンが最長で25年しか組めず、その為、ご年収が比較的安定した40代~中心のお客様が多かった様に思います。
マンションは新築・中古ともに、住宅ローンが最長35年組めましたので、ご年収がまだ安定していない30代~のお客様が中心でした。
その頃のことを思いますと、若年層の方は戸建て住宅をほしくても、マンションしか手が届かないそんな時代でした。
現在は新築・中古に限らず、マンション・一戸建て共に住宅ローンは35年組めますので、若年層からご自身のライフプランにより、色々なお住まいが検討出来る時代です。
私ども「横浜建物」は新築一戸建て住宅専門の分譲販売会社です。マンションからの住み替えのお客様も多く、新居にご入居されてからのマンションと一戸建ての違いをお伺いすることが多々あります。
・子供さんが、飛んだり跳ねたりして遊んでも、下の階に気兼ねが無い。
・駐車場から玄関が近く、たくさん買いものした日や、雨の日は楽でいい。
・窓が多いため、各部屋が明るく、風通しが良くなった。
・冬場はマンションの方が温かかった、戸建ては寒い。
・戸建ては開口部が多く長時間留守にするときは、防犯面が少し気になる。
等、良い点や気になる点など、意見を頂いております。
新築一戸建て住宅とマンションとの住居費の違いを考えると、マンションの場合は、管理費・修繕積立費・駐車場代が毎月かかります。(約25,000円~35,000円)防犯面では、オートロック+管理人常駐は管理費にて対応し、建物のメンテナンスに関しては、修繕計画に基づき修繕計画費から対応します。
戸建て住宅の場合、毎月特にかかる費用はありませんが、メンテナンスは自主管理となりますので、修繕積立としてご自身で毎月5,000円程度積み立てておくと良いと思います。防犯面は、出かけるときはシャッターを閉め、鍵はWロックで、自主防犯。
比較しますと、マンションの方が月々の支払いは多くなるのは仕方ありません・・・
また、マンションと戸建て住宅の同価格を検討した場合、住宅ローンの月々の支払いは同じでも、マンションの場合は管理費・修繕積立費・駐車場代の費用が上乗せになります。トータルした金額がマンションにおける月々の支払いとなります。
この支払いが資金計画に合えば、戸建て住宅の場合、もう700万から1000万円上の物件が検討できます。
新築の戸建て住宅を販売している当社では、資金面でそんなアドバイスをしております。